私のページのインストール方法を使用した人は
特に確認する必要はありませんが、
それ以外の方法でインストールした人は Cygwin 本体以外に
以下のパッケージをインストールしておく必要があるので確認してください。
インストールは Cygwin 標準の setup.exe から実施しましょう。
間違っても、 cron をソースから make したりしないでくださいね☆
cron を使う際に注意事項がいくつかあります。
まずはサービス自体がうまく起動できないとき。
一番ありがちなのはパーミッションの問題です。
/var/cron /var/log のパーミッションと
owner/groupを確認してください(もちろんその配下も)。
/var は、以下のように設定するのが良いでしょう。
drwxrwxrwt+ 3 SYSTEM admins 0 Feb 1 13:40 cron/
drwxrwxr-x+ 5 SYSTEM admins 4096 Feb 1 16:38 log/
drwxrwxr-x+ 2 SYSTEM admins 0 Feb 1 16:40 run/
'ls -l' で表示される属性の一番右に "+" がついているのは
owner / group / other の rwx で表示できる以外のアクセス権が
ついていることを示していて、大雑把にいうと
NTFS 上のアクセス権設定で SYSTEM アカウントに
アクセス権 (フルコントロール) がついているということです。
ですので、まずは上記の二つのディレクトリに相当する
Windows 上のフォルダに対して、NTFS で SYSTEM アカウントに
フルコントロールのアクセス権を設定します。
その後、chown chmod で上記のようなアクセス権設定としましょう。
おそらく以上で起動できるようになると思います。
次はユーザが crontab からスケジュールを設定するときに
スケジュール設定が出来ない場合です。
この場合は、
/var/cron/deny /var/cron/allow を確認しましょう。
あとは、crontab からスケジュールを設定すれば幸せになれます。