2005年09月10日

Windows のトラブルシューティング。

Windows のサーバ管理者の人に言いたいことがあります。
OS に標準搭載されているツールだけで、
トラブルシューティングができますか?
できないでしょ?
原因がわからないんでしょ?
だったらトラブルシューティングのためのツールを入れなさいよ。
ってか、そもそもそれを最初に入れてない時点で運用者として失格!!(断定)

というわけで。
いきなりですが、Windows 系 OS をインストールしたら、
すぐに入れておかなければならないツール類として、以下のようなものがあげられます。
■リソースキット
■ネットワークモニタ (プログラムの追加と削除にあります)
■netcat , ngrep などネットワーク調査系ツール (ネットワークモニタと併用)
■プロセス解析ツール (タスクマネージャより詳細なもの)
■kill ツール (タスクマネージャで落とせないものを強制的に落とすもの)
■sysinternals のモニタ系ツール
■ドライバの情報を調査するツール (デバイスマネージャでは足りません)
■GNU 系テキストツールなど (Cygwin がいいと思います)
■サポートツール

コレは基本的にはサーバ系 OS を意識しています。
クライアント系 OS では ethereal とかがネットワークモニタの代わりになります。
ちなみに上ほど重要で、特にリソースキットが入ってないサーバは、
実運用で使い物にならないことヒシヒシです。
(やりたいいろいろなことができないので・・・)
というわけで、とりあえず上記のツール類は入れておくことをおすすめします。
たいていのツールはインストールウィザードをはしらせる必要なく、
コピーして起動すればつかえますので、最初から準備しておきましょう。

さらに、イベントログをリモートにとばしておくと、
サーバがダウン (起動しなくなった or ネットワーク越しに見えなくなった) したときの
原因調査に大変役に立ちます。
そして、他の多くの OS もそうですが、
負荷が高くなったときに挙動がおかしくなるので、
負荷監視のためにリソースモニタなり、SNMP 経由の MRTG などをかけて、
負荷を監視しておくと役立ちます。
# 私は MRTG + RRDTool 派です

というわけで、トラブルシュートのときに、
「Windows の挙動はブラックボックスだからわかんない!」
とか言う前に、上記のようなツールを使ってみてくださいね。

Posted by k-square : 2005年09月10日 06:04 | Windows
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