2006年02月07日

北海道に

北海道にスノボツアー行ってきました。
ニセコヒラフ。
楽しかったー。

さて、ワタクシ、理 (ことわり) を元に滑っていることもあって、
レッスンがうまいらしいですし得意です (自分で言うなって感じですが)
私はすべりをみると、その人の欠点というか、
現時点でのすべりの特質というかがわかるので、個別レッスンは意外と簡単なんです。
その欠点を直すための体の動かし方を考えてあげればいいだけ。

今回のこの北海道ツアー全部で 7 人で行ったんですが、
二人ほど技術のカベで止まっていたので、
ちょっとレッスンしたらすぐに成長が始まりました。
その成長ぶりに他の人が驚くぐらい。

一人はギザギザに滑ってたので、弧になるように滑るための
後ろ足の力の入れ方と腰の落とし方をおしえたら、
二日間かけてほぼ理想的なドリフトターンを身につけました。
ので、さらに初歩のカービングターンまで教えたら、
緩斜面でのカービングターンまで身につけました。
三日半滑って、カービングターンができるようになったら、
そりゃ、みんな驚きます。
というか、はっきりと意識してカービングしてる女の子って少ないですし、
この時点で中の上まで駆け上った感じ。
# 速度上がって結果的にカービングになってるのはまだまだです(笑)

もう一人は引っ掛けるカービングターンまではできるものの、
自分からアクションを行うカービングターンをしようとして悩んでいたので、
トップとテールに重心を交互に動かす方法を教えて、
カービングショートターンを身につけました。
パッシブ系カービングターンとアクティブ系カービングターンは
かなり技術レベルが違うので、すごいことになってます。
もともとうまかったところがさらにうまくなったって感じ。

二人が上達した (させた?!?) おかげで、
女の子で構成される「チーム k」はかなりレベル高いですよ?
# しかもすべりもかなりそっくり(笑)
レギュラースタンスのフリーランだとその辺のオトコどもには、
負けないように鍛えときました(笑)
パウダーも急斜面も木の間もコブ(小さ目)もどこでも滑ります♪
まだまだフェイキーはいまいちの人が多いですが、
(それでも練習してるところがオニとも思います)
そもそもフェイキーできる人も少ないのを考えれば上等ですよね?
ってわけで、今後も「チーム k」頑張っていきます(笑)


さて、この話を元に考えてもわかるとおり、
女性でもちゃんと体の使い方を覚えれば、
あっという間に男性を抜くことができます。
特に力にあまり左右されないウィンタースポーツ系はそれが発揮しやすいです。
男性であればもっとできるはずですが、意外とできない人が多かったり。

それをなぜかと考えると、男性の場合、
多分剛の部分が強すぎるからだと私は思います。
スポーツの技術には力で制するべき剛の部分と、
やわらかく力を制する柔の部分の両方が必要です。
その両方を手に入れるためには、その中間の事ばかりしていても身につきにくいので、
個別に剛と柔の技術を練習し、その上で両方をうまく合成すれば
上達が飛躍的に早くなります。
なので、剛ができる人は柔を学び、柔ができる人は剛を学んでみてください。

スノボに特化すると、
速度を落とすためにはしっかりと最後まで力強く踏んで (剛)、
次のターンのためのポシションを作っていき(柔)、速度を上げるためにはカービングをする (剛)。
が基礎で、その技術の上に、カービング弧での速度調整 (剛&柔) と
あれた雪をやわらかくのっていくすべり (柔&剛) があるわけです。
それを理解した上で意識してのっていくと、飛躍的に上達が早くなると思いますよん。

なーんて、ちょっと偉そうですが、指針として参考にしてみてください☆


あ、そういえば、明けましておめでとうございます。
書き込んだり、書き込まなかったり、てんで不定期ですが、
閉鎖は考えてないので、気長によろしくお願いします♪

Posted by k-square : 00:50 | Sports | コメント (10)