2005年02月04日
平日スノボ。
皆さんご存知の通り、ワタクシ、有言実行を旨としております。
やるといったらやる。
休むといったら休む!
というわけで、お客さんへの納期直後だというにもかかわらず、
2/1 , 2/2 に 2 連休をとって、スノボに行ってきました。
もともとはもっと早い納期だったんですが、
お客さんの都合もあり、のびのびになった結果、
私が予定していたスノボ日程に重なったのでした。
たいていの人が、そこでスノボを中止したりするようですが、私は違ったり・・・。
有言実行です。決行しました(笑)
仕事は仕事の予定。
プライベートはプライベートの予定。
自分の問題で、仕事が伸びるばあいは (というかそういうことは起こしませんが)
キャンセルもありえますが、人の都合で自分の都合を変えるようなことは、
私にとって (ほぼ) ありえません。
ハッキリいってワガママです(自覚アリ)
さて、そのワガママッ子。
スノボを力いっぱい楽しんでまいりました。
全国的に寒気が流れ込んだこともあり、
ゲレンデには大量のパウダースノー。
そして、平日ということもあり、踏みつけられるよりも降り積もる方が早い状況で、
基本的に常にパウダー状態でした。
その中でのとっておき。
上級コースの非圧雪バーンはそもそも通る人がほとんど居ないため、
全面が腰ぐらいまでのパウダーでした。
角度に怯えて、板の向きを変えようものなら、
パウダースノーに板がとられて、数メートルを転げ落ち、
しかも、雪に埋もれて立ち上がれなくなります(笑)
パウダーの感触を楽しむ滑りは超楽しかったんですが、
そのバーンはこけながら、雪まみれになりながら滑るため、
たった二本滑っただけでヘロヘロになりました。
スッゴイ疲れたけどスッゴイ楽しかったです。
普通の精神の社会人には難しいでしょうけれど(笑)、
おすすめです。平日のスノボ☆\nたまにはワガママになりましょ?
2005年02月08日
Solaris のなぞ
Linux/UNIX 使いの人は同意してくれるとおもいますが、
ログインしているユーザと別のユーザ権限で実行ファイルを実行したいときには、
su か sudo を使うことになります。
ところが、それを、Solaris で実施しようとするとできなかったり・・・。
su - user -c "command option"
という感じで実行しても実行されないので、
「なんでやねんっ!!」
とおもって
su - user
を実施してみてわかりました。
switch user ができません。
おそらく pam.conf なんかが関連してるのかなーとかおもってみましたが、
とりあえず、調査する暇もないので、
root で実施して chown , chgrp でお茶を濁しました。
Solaris (Sparc系) はハードウェアも OS も同じメーカが設計しているため、
何でもできていいのはオッケーなんですが、
Linux にない機能もあって、困惑することも多いです。
Solaris 使いの人は「Linux にはこんな機能ないだろ?」
とかおもうのかもしれませんけど、Linux 使いの人から見てみると、
「んな機能しらねーよ」とおもってみたり。
# なんか人格違いますけど気にしないでください(笑)
単純に勉強不足なので、どうしようかなー。
今の段階でも Solaris とか普通の管理者としては十分だとおもうのよね・・・。
経験がないことによる知識不足以外には多分足りないものはないとおもいます。
(かなり大きく出てみました(笑))
全然関係ないですが、とりあえず、
Linux/Solaris/Windows が使えてしまうと何でも屋にされてしまうというワナにかかります。
そして、それはおいしくないという二重のワナ。
スーパーサブは便利なんだから、それなりに優遇してくれなきゃー。
# というか私は Windows の技術者ですってば。
そして、最近も知人に別の会社に誘われました。
データセンターでの勤務経験があって、一人で70台以上のサーバをファイブ9システムで設計/運用した経験があって、
日本系企業と、外資の両方の勤務経験があり、
自律ネットワーク (OSPFとか) 以外についてはネットワーク設計についてまで理解できる人、
と言うととってもおいしく見えますから、お誘いだけは多々あります。
# 自分で書いてるのにまるで他人事に見えます(笑)
今のところ転職のつもりはないですが、
結構金額で心動く人なので (現実主義者) リスクに見合った金額であれば、
ぜひ転職させていただきますのでよろしくね☆
2005年02月14日
運転 その1
今までも何度も記述しているように、私はスノボに行くのですが、
その移動手段は自分所有のレガシィで、しかも自分で運転していきます。
というか、スノボに行くためにレガシィを買いました。
それを端的に証明するのが走行距離で、
春〜秋の期間の走行距離が 3000km であるのに対し、
冬の期間の走行距離が 7000km になります。
なんで、そんなに配分が違うのかというと、
私がスノボ馬鹿なのに加え、そもそも運転自体はそんなに好きじゃないからです。
さて、運転自体が好きではないとはいっても、雪山を運転することがほとんどですから、
それなりの事態に遭遇しましたし、おかげでそれなりの技術を身につけました(笑)
雪の上を運転したことのある人は納得だとおもうのですが、
「雪道のカーブでは常にタイヤは横にずれながら走っている」
というのが標準です。
運転している人はアスファルトで自分の車がどう動くのかというのを体験して理解しているうえに、
腰で G を感じられるので、かなり敏感に横へのずれを感じ取るのですが、
同乗者はそうでもありません。
そのときの話の流れがどうながれてそうなったか忘れましたが、
「じゃぁ、わかるようにずらしてみよっか?」 (←私)
と、言うことになり、ちゃんとやって見せました。
まぁ、俗に言うスリップ (というか正式名称) を意図的に起こしたわけです。
それが間違いでした。
そもそも、スリップからの復帰方法を知らないのにやっちゃったので、
そのまま制御不能に・・・ (大馬鹿!!)
前輪に十分に荷重を移した上で低速でやったので (しかも上りのカーブ)、
被害はまったくなかったのですが、雪に突っ込みました(笑)
みんな大慌て(当然)
たぶん、そのときはきっと疲れてて判断がおかしかったんだとおもいます。
これが今シーズン最初の運転のイベント (トラブル?) でした。
これから技量の上がっていく事件が次々と起こってますので、
ちょっとずつ書いていきますね?(笑)
2005年02月15日
運転 その2
前回書いた事件のおかげでおもったのは、
「車は滑らせないほうがいい (当然) 」
ということです。
とはいっても、前回書いたように雪の上では常に車は滑っているので、
絶対スリップすることはあるはずです。
というわけで。
インプレッサ乗りのドリフト大好きっ子 (といっても男性ですが) にタイヤが滑ったときの
対処方法を聞いてみました。
どうやら FF と FR と 4WD で滑った後のリカバリ ( or 安全な停車方法) の手法が違うようで、
しかも ABS がついてるかどうかでも違うそうです。
いくつか細かく聞いたのですが、受け売りをして間違っていると恥ずかしいので(笑)
それはおいておいて、
とりあえず、レガシィなどの 4WD でスリップしたときの対処方法は
「 (アクセルを) 踏め。話はそれからだ。」
とのこと。
というわけで、「滑ったら (アクセルを) 踏む。」 ということを知識で知りました。
後は実際に滑ったときにできるかどうかです。
その機会は、教わった日の週末に訪れました (はやっ!)
その週末は蔵王で滑ったのですが、宿までの道のりがヘアピンカーブの嵐。
振り続ける新雪 (しかもパウダースノー) のおかげでグリップ力が極めて低下している路面に加え、
約 30 分の道のりにたくさんのヘアピンがちりばめられているくだり坂では、
4WD 車といえども機会があれば滑ります。
カーブ前に十分に速度を落とした上で、
セカンドギアでのエンジンブレーキで前輪に荷重移動をしながらカーブにはいって、
カーブの 3/4 ぐらい抜けたところで、いきなり前輪がスパッと滑りました。
この辺で前輪がすべると、カーブの出口のアウト側が車の正面にきますが
不思議と恐怖心はなく、さくっ、とアクセルをあけながら急ハンドルを切って、
# 正面が雪の壁なのにアクセルを踏むと考えれば恐怖心を感じるのが当然だと思うんですが・・・
すばやくもとの左車線に戻り、逆の急ハンドルで姿勢を戻しながら、
スタックが起こらないようにゆれ戻しを抑えながら、そのまま抜けました。
書くとすごいことをやってる感じですが、ほとんど無意識に体は動いてます。
意識していたのは「踏む。踏む。踏む。」だけ。
普段から緊急時のことを考えて基礎運転技術を意識していたこともあると思いますが、
知識があるだけでも意外とできるものですねー。
ワレながらちょっと感心。
そして、そのスリップの時の車内のほうが面白かったり。
「あぶっ! (あぶない) 」 と口に出せた人 (助手席) がいたほかは、
滑ってる間は沈黙で、リカバリの後 (ゆれ戻しを抑えている段階) で
やっと 「うわーーーぁ」 という声が。
そうですよね。私でもそうなる予感がします。
とりあえず、聞いていたことが実を結んだ瞬間でした (それ自体が失敗の気もします)
そして、このトラブルはスリップからリカバリできたという事実以上のものを私にもたらしました。
いったん、滑らせた後の対処の中で車の挙動を感じ取ったために、
ハンドルとアクセルワークでタイヤの横滑りの量を制御できることのきっかけをつかみました。
これって、走りやの技術なんじゃぁ?と思わないでもないですが、
今となっては雪の上でかなり重要な技術です。
次はこの技術について書きますね?
とりあえず、今日はここまで。
2005年02月18日
運転 その3
突然ですが運転技術は、スポーツそっくりです。
(だからカテゴリも Sports になってます)
特にスノースポーツそっくりで、スキーやスノボの板が車になっているだけで、
体を使って操作するという点でも変わりありません。
技術レベルの向上についても同様で、レベルアップはいきなり起こります。
そして、今回のスリップとそのリカバリでそれがおこりました。
わかったことはカーブはアクセルとハンドルで基本的に曲がるということ。
なんだか文書に書くと当然のことですね・・・。
違うんです、そうじゃなくて、どういえばいいんでしょうか?
具体的に書いてみたほうがわかりやすそうです。
こういう前提があるんです。
- タイヤのグリップ力が十分にある状態ではハンドルのとおりに車は動く
- タイヤのグリップ力以上の遠心力などがある状態では、ハンドルを切っても曲がれなくなる
まずこれが前提。
さて、曲がれなくなるのは遠心力にグリップ力が負けて前輪がすべることで、
ハンドルで切った量よりも少なくしか曲がらなくなるからです。
逆説的に、前輪に荷重を移してあげれば、前輪のグリップ力が上がり、
曲がれるようになることがわかります。
では、下り坂ではどうなるか考えましょう。
前輪に十分な荷重移動を行った場合、当然ですが後輪の荷重が減ります。
そうすると、十分に荷重の乗った前輪はハンドルで切った方向に進んでも、
荷重の少ない後輪のグリップ力が減り後輪だけ流れるようになります。
# 速度を抑えるための強めのブレーキによる荷重移動と、坂による荷重の移動と、
# そもそもエンジンが前に載っていることと、人も前がわにのっているので起こることです。
そうなるとハンドルをきった以上に車が曲がってくるので、
それを防ぐためにアクセルを踏んで荷重を後輪にもどす必要があります。
アクセルを踏みすぎると曲がれなくなってくるので、アクセルを抜いて荷重を前輪に移動します。
というプロセスがあって (実際はカーブ内でなんども荷重を移動はあまりさせません)
アクセルとハンドルで曲がるわけです。
そして、のぼりの雪道の場合は、
タイヤが路面に与える力 (トラクション?) に路面 (雪) がたえられず、
より強く力のかかる後輪タイヤが前輪より先に軽く空回りします。
# 4WD 限定ですね。
すると、先ほどと同様に後輪が横にすべりハンドル以上に曲がります。
この場合、先にハンドルをきる量を抑え目にして、アクセルを調整し、後輪がすべる量を調整します。
つまり、ハンドルは軽くきった後は固定で、アクセル量で曲がる量を調整します。
# 基本的に固定というだけでハンドルでも軽く調整します。
という感じで、具体的に読むと伝わるでしょうか?
低速はハンドルで曲がれますが、高速 (or グリップ力が低いとき) はアクセルで曲がることになります。
私は峠を攻めたりするのが好きなわけではないですし、
車のタイヤがすべるような挙動を示すスピードは体験するつもりはありませんが、
雪の上ではそれが 30km/h 程度で起こってしまい、体験&初歩が身についてしまいました。
きっとこれは走りやの基礎技術に違いないという気がしますが、
でも、とってもとっても有意義な技術に感じられます。
早く走らせるためではなく、常に車を自分の制御下に置くという点で、
すごいおすすめ!
車をお持ちの方はぜひアクセルで曲がることも意識してみましょう!
(その前に荷重移動を理解してないとだめかも?)